対象はクラウン、クラウンマジェスタ、マークX。 (18系他)
1.不具合の状況 (1) ブレーキマスターシリンダ後端のゴム製シールの端部形状が不適切なため、製造過程での制動液充填後のブレーキ操作によりシールの一部がめくれるものがあります。そのため、当該シール部より制動液が漏れ、そのまま使用を続けるとブレーキ警告灯が点灯し、最悪の場合、空気が入り込み制動力が低下するおそれがあります。 (2) エンジンの燃料パイプ及び燃料噴射ノズルのオーリング形状が不適切なため、デリバリパイプへの組付け時の変形によりオーリングに過度の応力が発生するものがあります。 そのため、そのまま使用を続けるとオーリングに亀裂が発生して燃料が漏れるおそれがあります。
2.改善の内容 (1) 全車両、マスターシリンダからの制動液漏れを点検し、漏れがあるものはマスターシリンダを対策品と交換します。 (2) 全車両、当該オーリングを対策品と交換するとともに、燃料パイプに組付けガイド用リングを追加します。
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